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6月のディスプレイ(1)
紫陽花をテーマにしたコーディネートをご紹介します。紫陽花は萼(がく)の部分から少しずつ摘み取り、葉は小さめを選び、ガラスの器に挿しています。ガラスは水や光と相性が良いので、梅雨のしっとりとした透明感や、垣間見る初夏の予感を上手に表現できると思います。
細かな雑貨をディスプレイする場合、大きな食器やプレートに集めて乗せると、簡単に移動できるので便利です。水替えや花の補修、掃除の際に、まとめて手元まで引き寄せられるからです。また、同時に移動できるので、形良く広げた布のフワフワ感や、バランスも損なうことがありません。
敷く布はチュールやナプキンだけでなく、無地の小さなスカーフやハンカチ等、お手持ちの物を工夫してみてください。
紫陽花は、切り花にしてしまうとあまり日持ちがしませんが、水切りをし、ミョウバンを切り口に練り込むと、多少日持ちが良くなります。
紫陽花の代わりに、ブルーやピンクの可憐な花を生けるのも良いでしょう。
▲清楚な印象の白い皿が、キャンバスとなり、可憐な花やグラスをふんわりと包みこみ、また、この涼し気な透け具合が、さわやかで柔らかな雰囲気を醸し出します。
▲高級感のある銀のプレート上に清潔な白いナプキンを置けば、品良く並ぶグラスたちを、よりエレガントに演出することでしょう。
水色のちりめんの風呂敷の上に、白木の箱(お菓子の木箱)を置きます。箱の中には乾燥苔(ここではグリーンモス)を敷き詰めており、紫陽花は小さなグラスに生けて、隅に楚々と佇んでいます。木箱に渡した紙紐は、全体のイメージを引き締めるのに役立っています。風呂敷の片方を巻く時は、間に紙を入れると型崩れなく、綺麗に仕上がります。このように和の演出は、空間の中に余白の部分があるような、少々の物足りなさを感じる程度がちょうど良いのです。しかし、どれも何気なく置いているのではなく、その印象の強弱は計算しながら作っていく必要があります。
苔はガーデニングショップなどで手に入ります。苔がなければ、ヒバ、ヒノキ類などでも代用できます。針葉樹の葉は色褪せもなく、切りっぱなしでも乾燥を気にせずにすみます。
▲しっとりとした葉の陰と、微妙な色の濃淡による落ち着いた箱庭の世界を表現しました。
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