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9月のディスプレイ
夏の名残はあるものの、さまざまな表情をみせてくれる小さな秋の入り口、そんな移ろう季節に相応しいディスプレイです。
ミニ薔薇をドライフラワーにして、耐熱ガラスのポットに入れました。夏には鮮やかに咲き誇っていた薔薇も、ドライにすることで色に深みを帯びるので生花とはまた違った表情や暖かさを感じさせます。
赤銅色に塗ったブリキのバスケットにも、ドライのミニ薔薇を挿しています。更に観葉植物(アンスリュウム等)を小さなグラスに生けて添えると、よりデリケートな色合いになった薔薇が引き立ってきます。バスケットは茶系の竹細工の籠やつるかご等、暖かさを感じさせる色を選ぶことで秋らしい配色になります。陶器のカップを使う際は、絵柄のカップとデザート皿を重ね、その下に大きい葉(スパティフィルム等)を敷くと、果実の色は一層印象的となり秋のイメージに合った仕上がりになります。
絵柄のない食器を用いた場合には、紙ナプキン等を使う事で同じ効果を期待できます。紙ナプキンは食器・インテリア(生活)雑貨売り場で、色・絵柄ともに豊富に揃っています。
▲ティータイムに、花茶とデザートを楽しんでいるようなイメージを演出しました。
▲絵柄のある食器の場合 絵柄のない食器の場合
9月には十五夜のお月見、重陽の節句(菊の節句)、お彼岸など様々な行事がありますが、その中でも『お月見』は、特に日本の美や風情を感じるものです。「菊酒を戴きながら月を愛でる、いにしえ人の情緒溢れる宴」そんなストーリーを演出してみました。
濃淡のある和紙を重ねて敷き、盃台に見立てた糸巻き(古民具)の上に水を張った盃を置き、小菊を飾ります。すすきを生けてある花器は、ガラスの一輪挿しの周りに葉蘭を巻き、ラフィヤで結んだものです。 盃台がなくても十分絵にはなりますが、高さに少し変化を持たせると更に趣がでます。盃台として一合升やキャンディーの木製小箱などでも代用できます。お手持ちのもので工夫してみて下さい。
▲時が経つにつれて葉蘭が茶色に変化すると、暖かさを増した色合いになります。
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