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各々については、それぞれ別項目で詳しく述べていますが、
ここでは特に気になる点として簡単にポイントをまとめています。 |
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1.出店のタイミング |
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出店するには、出店するなりの「資格」がいります。それはまず、既存店が伸びている事です。今3店舗お店があって、それぞれ売上が落ちているから、4店舗目を出店してその3店舗の売上を取ろうとするのは間違いです。
それから、単店の一番の売上が最低6000万円位売っているという事も必要ですし、また、工場に余力があるという事も必要です。
いずれにしましても、企業としてついている事が出店の条件になります。既存店が落ちている時は、既存店を立て直して伸ばすことに専念すべきです。
ただし、既存店低迷の原因が立地や店作りに起因すると考えられる場合は、経営者は意を決して新しい土地と新しい店づくりに挑戦すべきでしょう。また、長期間に及ぶ減収が続く経営状況下においては、新しい売上を求めて新店をつくらねばならない事もあります。ただしこの場合は、投資効率のよいお店にしなければなりませんので、投資額2,500万円以下で年商5,000万円以上確保できる事、また、この時に製造に関する設備投資をほとんど行わない事が条件になります。
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2.不採算店閉店の功罪 |
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売れていないお店について、単店で損益を計算すると、例えば月に何十万円も持ち出しになっているような場合、その店を閉店しようとされるのはよくわかります。閉店についても前向きに考え、店を閉めて、より良いお店に置き換えていくという事が必要だと思います。
しかし、よく考えて頂きたいのは、菓子専門店には製造部門と販売部門があって、ある意味では両方とも会社だということです。
単店の損益が1ヶ月当たりいくら赤字になっているというのは、実は販売部門の損益です。けれど、製造部門から見ると、年商3,000万円しかないお店でも、閉めてしまうと製造部門としては3,000万円の顧客を失うという事なのです。ですから、その製造余力をどうするかという事を考えてからでないと、安易に店を閉めるという事は基本的には間違えています。
ですから順番は、「スクラップ&ビルト」ではなくて、「ビルト&スクラップ」であるという事を前提に、赤字の削減と店を閉めた後の工場の出荷額の減少とのバランスを見極めながら取り組んで頂きたいと思います。
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3.郊外店出店の条件 |
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駅前立地、商店街立地にあって非常に売上が悪いというお店の経営者の多くは、「今はもう皆さん郊外に出店されているので、うちも郊外に出ないと駄目だ」とおっしゃいます。それは間違いではありませんが、郊外に出さえすれば売れると思っておられる方が案外多く、それは明らかに間違いだということを強く申し上げたいと思います。
郊外にお店を持つという事は、単独で集客をする力があるという事ですから、単に、駅前にあったお店を郊外に持っていくだけでは成功しません。郊外に出て成功しているお店は、皆さん単独で集客するだけの商品力・販売力・接客力をお持ちです。そこをよく見て、しっかり検討頂きたいと思います。単に郊外に出たら売上が伸びるという考えは棄てて下さい。
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4.新店と既存店の位置関係について |
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皆様方は往々にして、新店を出店する時、既存店に対して物凄く遠くに出そうとされます。これには、自店は物凄くたくさん売っていて、遠方からもたくさんのお客様が来ているという前提がある事になります。
けれど、例えば1億円を売っているお店でも、商圏は1万世帯です。1万世帯というのは、少し地方に行きましても、4キロも行けば十分取れます。恐らくもっと近いはずです。ですから本来の出店ルールからいうと、15キロも20キロも先に出すのではなく、せいぜい4キロから5キロ先、強い所でも6キロ位のピッチです。「ドミナント出店」という事をぜひ勉強して頂きたいと思います。
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