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今回は、いざ出店計画を進めようとする時の留意点を整理いたします。 |
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1.現実的な売上目標を立てる |
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新店だからと言って、過剰な売上を期待する事は危険です。しかし、あまりにも過小な評価をしたのでは出店など出来ません。あくまでも客観的に判断する事が重要です。
そして、その売上目標に基づいて出店後の損益状況をシミュレーションします。この時、出店後2年目には営業利益とキャッシュフローが、3年目には税引き前利益が黒字となり、5年目以降は売上高対税引き前利益率5%の水準を達成しているようでないと、投資計画に無理があると言えます。その場合は、あくまでも過剰な売上を期待するのではなく、投資額・事業計画の見直しを検討します。
こうした計画を立てるためには、やはり専門家の力を借りるのがよいと思います。専門家に依頼すると多大な費用が発生するとお考えの方も多いと思いますが、普通は常識的な価格で事業の応援をしてもらえますので、この費用も出店費用の一部と考えられ、プロを上手に活用されるとよいかと思います。
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2.緻密な投資計画を制作する |
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売上目標に対して採算の取れる範囲内で総投資額を決定したら、更に総投資額を出来るだけ細かい項目に分けた出店投資計画書を作成し、この計画書を元にすべての予算を一元的に管理することをおすすめします。
通常、建築業者さんが提示される見積もりは工事関係費のみです。また、施主側も、投資額の大きい建築費は非常に気になさりますが、商品開発のための費用や、新店舗のいろいろな小物の費用のことは往々にして忘れがちです。しかし、こうした費用は、きちんとお店を運営し、目標の売上を達成するために必要なものですから、きちんと予算取りをしておかなければなりません。
弊社では、右のような投資計画書を最初に作成し、予算管理を行っています。
この予算管理の手法を間違えると、予想外の費用が突如必要になったりしますので、予算を上手に振り分けた上で、それらを適正に管理しなければなりません。これにはかなりの技術・経験が必要になります。これについても、施主の立場に立って判断できる専門家に依頼するべきかと思います。
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3.製菓・製パン専門店のノウハウを結集する |
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良いお店には、製菓・製パン専門店としての英知が結集されています。和菓子店には買いやすさの中にも風格が必要です。洋菓子店は、鮮度と賑わい性を、高級感を持たせながら演出しなければなりません。更に、和洋併売店では、和の風格と洋の鮮度感を違和感なく同居させるという、難しい課題が与えられています。
また、和菓子店であれ洋菓子店であれパン店であれ、その企業にもっとも合った売り方というものがあります。それを、可能性としては無限にある選択肢の中から選び出す事は容易ではありません。上手に選ぶ事ができれば投資対効果は大きくなり、できなければ小さくなります。よく勉強している経営者が優秀なブレーン(アドバイザー)を使って投資した 5,000万円と、そうでない状況で使った5,000万円とでは、その成果としてでき上がる店に大きな格差ができます。 大ざっぱに言うと、プラスマイナス30%程度の差は出るはずです。数字に表わすと、同じ 5,000万円が前者は6,500万円になる一方、後者は3,500万円程度の価値しか生まない、という事です。
本当に良いお店をつくるには、店舗の外観・室内の空間・レイアウト・照度の設定、そして、ケースや平台の細かいサイズなど、これら全てに膨大な知恵の結集が必要だということをご認識下さい。
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