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多店舗化をして、会社を大きくしようと思っている方に向けてのテーマとなりますが、年商ゼロから年商10億円までの歩みを、「販売」と「製造」の観点から注意点を交えてお話しさせて頂きます。 |
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生業期について 一番店をまず作る事 |
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販売部門
この時期、販売部門はまず店づくりに注力しなければなりません。とにかく店の売上をできるだけ伸ばすという事が、第一のテーマです。仮に立地が悪くても、頑張って良い店を作れば、6,000万円くらいは売れます。立地が良ければ1億円は売れます。この時期は、立地やその他、与えられた条件の中の相応の一番店をまず作るという事を、販売として考えて頂きたいと思います。
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製造部門
この時期に必要なのは、まず商品の幅です。とにかく一番店に相応するだけの品数を持つという事です。これがなければ単店年商は上がらないので、とにかく商品の幅を広げます。
単店の年商をきっちり持ち上げていくというプロセスで、我慢しきれずに安易に出店すべきではありません。店舗の基本的な形態が決まっていない時に、中途半端な店をたくさん出すと、5年、10年以内に退店を余儀無くされます。 |
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多店舗化 ━ (1) 単店年商6,000万〜1億円で初めて多店舗化へ |
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販売部門
出店をすることで、新たな売上を作っていきます。多店舗化をする時には、確実にドミナント出店をして頂きたいと思います。安易に他のエリアに出店しないことです。1店舗当りの商圏はだいたい8,000世帯から、多くても1万世帯です。少なければ6,000世帯くらいでも年商8,000万円のお店は可能です。まず地元のエリアで確実にドミナント出店をして下さい。
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製造部門
生業期に充実させた商品を、持続して作っていくしかありません。大体この頃には資金余力が無いですから、工場投資はとことん我慢。少しくらい狭くても、頑張ってそこで作っていくしかありません。今、立派な企業の方も、そうやって頑張ってこられました。
ある程度多店舗化し、店を出しても売上が取れるというめどが立った上で、第1回目の工場投資をします。この工場投資は、主にスペースを確保するためで、これが年商3〜5億円くらいの時です。この頃は生業のレベルから企業化への道に入り、ある意味では繁盛貧乏になります。けれども、これを越えて本当に年商5億円くらいの線が見えてくると、次の段階に移れます。 |
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販売部門
地元のエリアを制圧し終えて、近隣エリアへの出店を行います。この頃には出店も上手になり、店作りもスムーズになってきているはずですから、次の段階として、一流店や、一流企業になるためのテーマが出てきます。ここで初めて、商品の絞り込み、広域商圏から人を集める方法、定休日を設けて営業時間も一定レベルに収めた上で、利益を出すにはどうしたらいいか、などといったテーマが持ち上がってきます。すなわち高収益優良企業への道に入っていくわけです。
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製造部門
売上構成比誘導というテーマが出てきます。さらに、年商10億円くらいの時に、第2回目の工場投資を行います。できれば、7mくらいのトンネルオーブンを入れて、ある程度合理化された、時間当たり生産高2万5,000円から3万円くらいまでの商品を1品は持ちたいですね。すなわち、主力単品作りです。部分的なライン化に取り組み、一方では非常に手間の掛かる大変な商品も作るけれども、もう一方では合理化された商品も流れているというスタイルが理想的だと思います。
この、年商1〜5億円くらいの企業化への第一歩の時期は、非常に苦しい時期です。時間もかかります。今までの経験から言えば、ゼロから3億円くらいまでに10年くらいかかります。その後、10億円レベルにするのに、大体7年くらいです。もちろんバラツキはありますが、今、1店舗で5,000万円を売っている店が10億円の企業を作るのに、頑張れば17年くらいでできるというのを、一つの目安に置いて頂きたいと思います。
もちろん、もっと早く大きくなる会社もあります。そういう会社には3通りあります。
1つ目は圧倒的な一番商品を持つという事です。圧倒的な一番商品を持っている会社は早く抜けます。
2つ目は、仕入協力工場と上手に付き合うという事です。工場投資をする時の資金余力はどうしても苦しくなりますが、仕入協力工場とうまく付き合う事で、早く乗り切る事ができます。
3つ目として、これは当然なのですが、元々資産がある方です。 |
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何度も言いますが、安易に多店舗化するのではなく、時間がかかっても構わないので、まずいい店を一つきっちりと作ることです。一番店レベルの売上が取れる、かつ、何年経っても売上が落ちずに右上がりで維持できるという仕組みを作ってしまえば、後は早いと言えます。
今3,000万、4,000万、または少し小さなお店を多店舗化されて2億、3億になっておられる方は、もう一度この原則に戻って、抜けている所を補いながら、大きな夢を持って取り組んで頂きたいと思います。 |
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