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店舗レポート
資金繰り講座
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17. 製菓・製パン専門店の業績・経営改善対策について
 
 製菓・製パン専門店様の発展のためには、従来の方法にとらわれない新しい事業戦略も必要ですが、重要なのは、総合的な経営診断を行った上で最適な戦略を見極めて適切な投資を行うことです。具体的には、出店をはじめ、工場投資や商品開発、新業態開発、販売チャネル開発、M&Aなど多岐に渡ります。ビービーネットでは、製菓・製パン専門店様向け総合支援サービスとして、経営コンサルティング、店舗開発、原材料調達支援等の経営支援から、事業ファイナンス、ファクタリング、事業投資等のファイナンス支援までを行っております。今回は、これらの内容についての問題提起と、その対策を具体的に説明させて頂きます。
 
 事業拡大に伴う問題点
事業拡大の明確な戦略を策定した場合に発生する様々な障害
【1】新規事業に取り組みたいが、資金のめどが立たない
他業種、他業態への進出など、新しい展開を考える場合、多くは新規設備などの投資が発生し、資金調達が必要となります。しかし、実際には必要資金を不足なく調達できる場合は稀です。
 
【2】店舗、工場を拡張したいが、銀行の融資が受けられず計画が進まない
新規出店、改装等で店舗拡張、工場拡張を予定していても、担保不足や保証の問題等から銀行の融資が引き出せない場合があります。そのため計画が進まず、仮に良い店舗物件が出ても出店することができない、あるいは工場拡張による生産能力確保ができないことになってしまいます。
 
【3】余力のある工場で商品を生産し卸したいが販路がない
工場を拡張したものの、店舗数が少ない、出店まで資金がまわらない等の理由で、販売力が追いつかず、工場の生産能力が無駄になる場合があります。工場の稼動率が低ければ、工場コストは逆に大きな負担となります。そのため、店舗売上が伸びない場合は、卸販売による販路拡大などで売り上げを獲得する努力が必要です。
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 具体的対策
【1】店舗出店、工場拡張コンサルティング、ファイナンス
店舗出店候補地の選定から商圏調査、銀行向けの事業計画作成、銀行との交渉仲介までご協力させて頂きます。事業計画書は、事業全体の掌握と外部への説明には大変有効ですので、用意されることをおすすめします。また、将来性の無い事業計画には金融機関も融資を渋りますが、将来像を事業計画書として具体的に説明することで、理解が得られやすくなります。この内容次第では、現在の決算が良くない場合でも、状況を覆して融資実行に持ち込める場合があります。
 
【2】商品販路開拓(全国卸)
生産余力のある工場で生産した商品を、他の専門店へ卸販売する場合、商品の品質が良くて安定しているのが第一ですが、同じく重要なのは商品の販路開拓です。ビービーネットでは菓子・パン繁盛ネットで全国の製菓・製パン専門店への販路を構築していますので、このチャネルを有効に利用することで卸販売につなげることができます。また、他チャネルでの販路拡大も検討することが重要です。
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 事業見直しに伴う問題点
【1】店舗閉店のタイミングが分からない
不採算店舗の閉店は、収益性改善につながる方法でもありますが、収益は改善されても売上低下による資金繰りへの影響が懸念されます。そのため、全社での資金繰り状況、他店の売上状況を見ながら店舗を閉めるタイミングは、慎重に決めなければなりません。売り上げと資金繰りをカバーする代替案を固めた上での閉店がセオリーです。
 
【2】コスト削減したいが、何から着手するか判断が付かない
売上原価や人件費、光熱費、管理諸費まで数多く発生している諸費用の削減手順は、その優先順位を考慮して決めることになります。まず現状のコストを全て把握し、コスト削減の可能性が高いものから選択することになります。
 
【3】人件費コストを見直したいが、どのように考えるか分からない
社員の人件費がかかりすぎている場合はよく見受けられますが、古参社員の方や職人の方などの給与が高水準に止まっているケースや、パート・アルバイトの無駄なシフトによって人員配置が多すぎるといったケースが考えられます。この人件費コストの見直しには慎重な対応が必要となります。
 
【4】内部管理を強化したいが、どのような管理帳票、会議体でPDCAを回すか分からない
多店舗展開などにより業容拡大する場合、各店、各事業部の管理体制を作り上げ、予算と実績の管理をしていかなければなりません。その際にどのような管理帳票を使用するのか、どのようなPDCAサイクルでこれを運営していくのかが問題になります。
 
【5】資金繰りを改善したいが、どのような資料を作成し、何から交渉すべきか分からない
資金繰りについては、日々の売上額と銀行口座残高、業者への支払いを睨みながら計画を立てることになります。そして資金繰りが逼迫しそうな場合は資金の捻出方法を検討します。しかし、このような受身の資金繰りではなく、積極的に資金繰りを改善するための方策を練ることがより重要になります。
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 具体的対策
【1】店舗診断、改善、リストラ
決算書などの財務諸表をベースとした各種資料によって店舗の状況を把握し、ヒアリング等を通じて現状診断を実施します。そして財務分析、売上推移、資金繰りの分析、店舗分析等からなる結果を受けて改善提案を行います。必要に応じて人員削減の調整を実施します。
 
【2】原材料調達、コストダウン計画作成
割高で購買している原材料や無駄な経費を確定し、コストダウン目標を定めた改善計画を策定します。
 
【3】人事制度見直し、パート・アルバイトシフト管理
目標管理制度と連動した人事評価制度構築から、パート・アルバイトの最適シフト管理作成までを実施します。人事評価制度では、従業員のやる気を引き出すような、業績や頑張りに報いる制度が基本となり、パート・アルバイトのシフト管理では時間生産性による人員配置が基本となります。
 
【4】内部統制、業績管理高度化
各店、各事業部の管理体制を作り上げて予算実績の管理を行い、管理帳票と運営方法の高度化を狙います。
 
【5】資金繰り改善、ファクタリングなど
現状の資金繰りを分析し、改善案を策定します。金融機関への借入返済計画見直しから、買掛金サイトの見直しまで、あらゆる側面から具体的対策を検討します。
 
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